施工情報WORKS
江別奈井江線防雪工事
- 施工場所
- 北海道石狩郡新篠津村
- 工期
- 平成13年8月31日〜平成13年12月20日
- 工事概要
- 盛土工・暗渠工・植栽工・防風ネット工・マルチング工
この工事は道々江別奈井江線切換工事に伴い、防雪林帯を造成するものです。この辺りは水田地帯で、夏は石狩川方面からの南西風により雑草種子が飛散、冬は北風による地吹雪となるため車で通行していても前が見えなくなる様な所です。今回は土層改良の上に盛土を行い、暗渠排水を設置して早期の防雪林造成を計っています。苗木は1将来の林相構造を考えて、１０種類を植栽しウッドチップに よる保護、養生を行なっています。また、冬期の車両通行確保のため防風ネット(丸太Ｈ＝４.００m)を設置しました。
盛土・暗渠排水工
現況地盤に施工基面高まで盛土をし、0.6m3バックホーにて深耕運（Ｈ＝900）を行ない、その後暗渠排水を縦、横断に設置。（現況地盤下が元の水田地盤と同じなため、暗渠排水を行った。）
盛土・暗渠排水完了
植栽工
苗木は針葉樹ヨーロッパトウヒ・アカエゾマツ・トドマツを１m間隔、落葉樹ヤチダモ ・イタヤカエデ・ケヤマハンノキ・ニセアカシヤ・アキグミ・イタチハギ・ギンドロを２m間隔で植栽しました。早く大きくなって立派な防雪林になってほしいものです。
ウッドチップ敷均し完了
防風ネット設置工
防風ネットに横柱を差し込み、クローラ式高所作業車で持ち上げ、横パイプ取付バンドにボルト、ナットで強固に締め付け、控え柱で垂直に柱を立てボルト、ナットで組み立ます。
防風ネット設置完了
平成13年11月中旬位より雪が降り、完成時には植栽木の先ぐらいしか見えず、施工中は除雪が大変でした。融雪後の樹木活着が心配です。
丸太支柱建込み
電柱建柱機4ｔトラック搭載式アースオーガでφ＝450 Ｄ＝1,250まで掘削します。支柱材は道内産カラマツ間伐材を使用（L=5,250 φ＝180 円柱加工、防腐剤注入） 根入れ1,250、建込間隔2,500 曲線上の施工のため個々巾を計り人力にて建込み根入れ部分を強固に転圧しました。バナースペース
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