鷹栖東神楽線外 局改(一般局改)工事2工区
- 施工場所
- 北海道旭川市
- 工期
- 平成14年10月 9日〜平成14年12月25日
- 工事概要
- 道路土工・道路付属施設工
街路樹剪定工-「冬季剪定」
下記の樹冠を想定し、樹種の特性も考慮した骨格作りが基本の剪定。
他の道路付属施設との共存を考える。(電線・標識等)
骨格の形成大枝の透かし、混み過ぎた枝・不定枝(下記図参照)の剪定。
1.主幹………骨格
2.主枝………骨格
3.側枝
4.ひこばえ(やご)
5.幹ぶき(胴ぶき)
6.徒長枝
7.下がり枝
8.ふところ枝
9.交差枝(からみ枝)
10.平行枝
剪定作業で苦労した点は、樹木個々の樹形・樹高に合わせて切りますが、街路樹という事で周りの樹木にも合わせた剪定をした事です。冬期剪定を行った事で、夏の枝の伸び具合や、葉のつき方がどう変化するのか、追跡調査を行ないたいと思います。
旭川環状線
イチョウ(円錐形)
イチョウは自然に放置すると暴れるタイプである為、本来の樹形の円錐形を活かし大きく育てる。
近文停車場緑町線
ハルニレ(盃形)
なるべく強剪定をしないようにする。各々の樹形を活かし剪定を行う。
愛別当麻旭川線
イタヤカエデ(円蓋形)
なるべく強剪定をしないようにする。各々の樹形を活かし剪定を行う。
東川東神楽旭川線
プラタナス(円蓋形)
頂上枝が多数になっているものは、次第に1本になるように剪定し、えだの配置上、適当な位置に前年枝がない場合は、予備枝として2番枝などを残すようにする。
強剪定されて樹形が悪い場合、枝抜き・こぶとり等の方法を用いて育てる。電線等の制約条件がある場合でも樹冠の中に取り込んで、できるだけ大きく育てる。